「AI副業を始めたい。でも、何を売ればいいのか分からない」──この状態で止まる人が一番多いです。結論から言うと、最初の1円を最短で作るには“作品を作って売る”より“相手の作業を代行して納品する”のが早いです。理由はシンプルで、代行は「相手の困りごとが既に存在する」ので、需要を作る必要がありません。
この記事では、会社員がスキマ時間で始められるAI×代行の始め方を、メニュー作り→単価→提案文→納品まで、迷わない形に落とし込みます。
なぜ「代行」から始めると最短で稼げるのか
AI副業の選択肢は大きく分けて2つあります。
- 資産型:テンプレ販売、教材、ブログ、YouTubeなど(伸びると強いが最初が長い)
- 受託型:代行、サポート、制作(最初が早いが納品が必要)
初心者が最初の1円を狙うなら、受託型(代行)が勝ちやすいです。理由は次の3つです。
1) 「必要な人が既にいる」ので売る難易度が下がる
テンプレや教材は、買う理由を作るところから始まります。一方、代行は「今週中に投稿を作りたい」「明日までに議事録をまとめたい」など、期限付きのニーズが多い。これは成約が早い。
2) 実績ゼロでも“試作品”が作れる
代行は、応募前にサンプル(試し納品)を作りやすいです。相手の素材(URLや箇条書き)を想定して、AIで下書きを作って「このレベルで納品できます」を示せます。
3) スキルの伸びが「納品物」として蓄積する
代行は納品物が残ります。テンプレ、提案文、チェックリストが増えるほど、次の案件が早く回り、単価も上げやすくなります。
まず作るべきは「代行メニュー」1つだけ(欲張らない)
最初にやるべきことは、AIツールを増やすことではありません。“何を代行する人か”を一言で言える状態を作ることです。
ここで大事なのは「できること」ではなく、“納品物”が明確なメニューにすること。
代行メニューは「納品物の形」で決める
おすすめのフォーマットはこれです。
- 対象:誰の、どんな作業か
- 納品物:何を、何個、どの形式で渡すか
- 期限:いつまでに出すか
- 修正:何回まで、何が対象か
例えば「SNS運用できます」だと曖昧ですが、
- 「X投稿10本(1投稿150〜220字)+ハッシュタグ候補+投稿カレンダーをGoogleスプレッドシートで納品」
まで言えると、相手は発注しやすくなります。
初心者におすすめの「AI×代行メニュー」7選
ここでは、会社員がスキマ時間で回しやすい“納品型”をまとめます。最初は1つ選んで固定してください。
1) SNS投稿下書き代行(企業・個人発信者向け)
- 納品例:X投稿10本、投稿テーマ案5つ、ハッシュタグ候補
- 強み:継続になりやすい(毎月需要がある)
2) ブログ記事の「構成+下書き」代行
- 納品例:見出し(H2/H3)+本文2000字+メタディスクリプション案
- 強み:文章力より「構造」が価値になる
3) YouTube/音声の要約・記事化
- 納品例:要点箇条書き+記事化(見出し付き)+タイトル案
- 強み:素材があるので作りやすい
4) 議事録の整形(議題・決定事項・ToDo抽出)
- 納品例:A4 1〜2枚の議事録、ToDo一覧(担当/期限つき)
- 強み:AIで時短が効きやすい
5) マニュアル/FAQのたたき台作成
- 納品例:FAQ20問、手順書ドラフト、問い合わせテンプレ
- 強み:社内ドキュメント需要が強い
6) 求人票/募集要項のブラッシュアップ
- 納品例:求人票改善案(Before/After)+候補文
- 強み:企業側が支払いできる領域
7) 提案資料の「骨子」作成(構成案のみ)
- 納品例:スライド構成(10枚)+各スライド要点
- 強み:実装が不要で時間が読みやすい
単価の決め方:まずは「小さく納品」で2,000〜10,000円帯
初心者の最初の壁は、単価設定です。最初は「高単価を目指す」より、小さく納品できるパッケージで回し、評価を取って上げる方が早いです。
目安として、初心者は小さな案件から始め、実績とともに単価を上げていく考え方が一般的です(案件・難易度・責任範囲で変動します)。Source
価格を作るコツは「作業を分解」すること
例えば「ブログ記事作成 1本1万円」と言うより、
- 構成だけ:3,000円
- 構成+下書き:8,000円
- 構成+下書き+リライト:12,000円
と段階を作ると、相手が選べます。あなたも工数を読みやすい。
“提案文”はテンプレ化が正義(コピペOK)
クラウドソーシングやSNS営業で一番効くのは、華麗な文章ではなく「相手の条件を満たしている」ことの明確化です。
提案文テンプレ(コピペ可)
はじめまして。ご依頼内容(〇〇の作成)を拝見しました。
私は、AIを使って「(納品物)」を「(期限)」までに納品する形でサポート可能です。
納品形式は(Googleドキュメント / Markdown / スプレッドシート等)に対応できます。
まず認識合わせのため、次の2点だけ確認させてください。
1) 想定読者(例:初心者 / 経験者 / 企業担当者)
2) 参考にしたい雰囲気(参考URLや既存投稿があれば)
可能であれば、テストとして「(小さなサンプル)」を先にお出しします。
ご検討よろしくお願いします。
提案で勝つ人がやっている「最初の一言」
- 「今日中にサンプル1本出せます」
- 「納品物の形式はMarkdownで統一します」
- 「修正は1回まで無料で対応します」
相手が安心するのは、スキル自慢より運用の見通しです。
AIに丸投げしない:初心者が事故らない“依頼の型”
代行で失敗しやすいのは「AIで作ったものをそのまま納品して炎上」パターンです。事故を減らすために、AIへの依頼は次の型にします。
依頼の型(これだけ守ればOK)
- 前提:誰向け・目的・禁止事項
- 入力:素材(URL/箇条書き/商品情報)
- 出力:納品形式(見出し構造、文字数、トーン)
- 評価:チェック観点(誤情報禁止、固有名詞確認など)
指示プロンプト例(ブログ下書き)
あなたは編集者です。
目的:初心者向けに「AI×代行副業」の始め方を分かりやすく説明する。
禁止:断定しすぎ、誤情報、法律・税務の個別判断。
入力:以下の要点を含める
- 代行が早い理由
- 代行メニュー例
- 提案文テンプレ
- 納品チェックリスト
出力:
- MarkdownでH1/H2/H3構造
- 2000〜2600字
- 最後に要点のまとめ(箇条書き)
納品で信頼を取る:チェックリスト(そのまま使える)
最初の評価は「内容の良さ」より「安心して任せられるか」で決まることが多いです。納品時は以下を添えてください。
納品チェックリスト
- 誤字脱字の最終確認をした
- 固有名詞・URL・数字を見直した
- 依頼条件(文字数、形式、期限)を満たした
- 修正依頼の受付範囲を明記した(例:1回まで無料)
- 次回の改善提案を一言添えた(例:次は見出しを◯◯寄りにできます)
よくある質問(FAQ)
Q. どのAIツールを使えばいい?
最初は1つで十分です。重要なのはツールより、納品物が明確なメニューとチェックリストです。
Q. 「代行」って合法的に大丈夫?
基本は、提供する役務を情報整理・文章作成・編集に留め、個別の法的判断や「代理」を名乗らないことが重要です。契約書チェック等の領域は特に慎重に扱い、必要なら専門家監修や免責の記載を検討してください。Source
Q. 実績ゼロで応募していい?
むしろOKです。最初は「小さく納品できるメニュー」にして、テスト納品やサンプルで不安を消すのが王道です。
まとめ:最初は「小さく代行→納品→型を貯める」
AI副業の最初のゴールは、月10万円ではなく最初の1円です。代行は、最初の1円までの距離が短い。やることはシンプルです。
- 代行メニューを1つ決める(納品物で定義)
- 価格は小さく始める(2,000〜10,000円帯で回す)
- 提案文をテンプレ化する
- 納品チェックリストで信頼を取る
ここまでできたら、次は「テンプレ販売(資産化)」に進む準備が整います。
